地学雑誌
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東北日本弧に沈み込む直前の太平洋プレート上に発達したプレート折れ曲りに伴う海底地形
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126 巻 (2017) 2 号 p. Cover02_01-Cover02_02

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抄録

 硬い板である海洋プレートが海溝から沈み込む時には,いくつかの特徴的な地形が観察される.海溝から少し離れたアウターライズ地域では,海溝付近でのプレートの折れ曲がりに対応して,水深が浅くなることが知られている.また,沈み込む直前には,いくつもの大きな正断層が連なる地塁地溝構造が発達していることも確認できる.

(上図)東北日本弧~北西太平洋一帯の陸上・海底地形の俯瞰図と,模式的に示した内部構造.

(下図)北緯37~41度(宮城県沖から青森県沖)の日本海溝付近の海底地形図(左から,水深,斜面の傾斜,斜面の方位).

* 海底地形データは,ETOPO1および,海上保安庁海洋情報部と海洋研究開発機構がマルチナロービーム音響測深機で取得したデータをコンパイルしたものを用いている.

(イラスト・解説:藤江 剛・小野重明)

© 2017 公益社団法人 東京地学協会
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