地学雑誌
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表紙
2000年鳥取県西部地震震源域での0.1満点地震観測で得られたP波初動極性分布
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2020 年 129 巻 4 号 p. Cover04_01-Cover04_02

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抄録

 2000年鳥取県西部地震(Mj 7.3)の余震域にちょうど1000点の地震計を2017年3月から2018年4月まで設置した(0.1満点地震観測).2017年10月21日に発生したマグニチュード3.0の地震(震央:黄色星印)の記録から読みとったP波初動極性(押し:青,引き:赤)を各観測点の位置にプロットしている.小さい黒丸は極性が読めない点,白星は2000年鳥取県西部地震の震央,四角はHi-netによる地震観測点を示す.初動極性は節面が明確に読みとれる4象限型分布を示し,この地震が横ずれ断層地震であることがみてとれる.

謝 辞

 図中の標高図は地理院地図(陰影起伏図)を用いた.

(松本 聡)

© 2020 公益社団法人 東京地学協会
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