地学雑誌
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音波探査記録によって明らかになった対馬海峡および朝鮮海峡の後期第四紀不整合
朴 進午木村 政昭平 朝彦
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1996 年 105 巻 3 号 p. 297-305

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抄録

対馬海峡および朝鮮海峡の音響層序から, 4つのseismic sequences (sequence A, sequence B, sequencecおよびpre Quaternary basement) と1つのseismic sequence boundary (反射面T) を認めることができ, その反射面Tは侵食不整合面であることがわかった! sequence A, sequence BおよびsequenceCはそれぞれ最終氷期以降現在までの海進作用, 最終氷期以前の海退作用, 海進作用に伴って形成されたと解釈される。
また, 侵食不整合面 (反射面T) は最終氷期の問, 海底の陸化によって形成されたと推定される。従って, 最終氷期のある時期, 朝鮮半島と日本列島は陸続きであったと示唆される。

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