ジャパンパイル・技術開発部
広島大学・大学院国際協力研究科・開発科学専攻
広鉱技建・技術部
2006 年 1 巻 4 号 p. 123-130
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鉄鋼スラグの有効利用法として、鉄鋼スラグの杭基礎構造物への適用を検討するため、鉄鋼スラグの力学的特性を定量的に把握しておくことは必要である。本論文は、鉄鋼スラグの力学的特性について経時的な変化を調べるため、供試体作製後の経過日数が異なる時点での膨張測定実験、透水試験および三軸圧縮実験を行った結果について報告する。また、杭基礎構造物への適用に際して、スラグの膨張が基礎スラブ等に悪影響を与える懸念があるため、スラグの膨張圧を直接測定する装置を作製し、膨張圧測定実験も行ったので報告する。
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