地盤工学ジャーナル
Online ISSN : 1880-6341
ISSN-L : 1880-6341
論文
道路維持管理に伴い発生する放射性物質含有土への土壌洗浄工法の適用性評価
高畑 修熊田 正次郎安藤 淳也宮口 新治石山 宏二保高 徹生小峯 秀雄
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2015 年 10 巻 4 号 p. 489-502

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抄録

福島第一原子力発電所事故により福島県内では,路面清掃等の道路維持管理において発生する土砂に放射性物質が含有されており,放射性物質汚染対処特別措置法上での取扱いの問題も含めた処理に係る課題から2014年11月現在も,福島県内の一部地域で路面清掃作業が停滞している状況にある。そこで,本研究では,放射能汚染原因物質の主要核種である放射性セシウムが粘土分に多く含有される傾向にあることに着目し,道路維持管理で発生する放射性物質含有土を濃度の高低により資材と廃棄物に分離することを目的に,室内湿式分級試験および小規模プラントを用いた実証試験によって,粒度特性と放射性セシウム濃度の関係等から砂質土系の放射性物質含有土への土壌洗浄工法の適用性を確認した。

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© 2015 公益社団法人 地盤工学会
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