地盤工学ジャーナル
Online ISSN : 1880-6341
報告
北薩トンネルにおけるヒ素を含有するトンネル湧水の減水対策
-ダムのグラウチング技術を適用した山岳トンネルの岩盤グラウチング-
古田島 信義鈴木 雅文中出 剛片山 政弘手塚 仁木佐貫 浄治
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2017 年 12 巻 4 号 p. 469-478

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抄録

本減水対策を実施した北薩トンネルは,鹿児島県北薩地域と鹿児島空港を結ぶ北薩横断道路に建設中の,紫尾山を貫く延長4,850mの山岳トンネルである。トンネル中央付近の低速度帯からは,高濃度のヒ素を含む地下水が時間当たり約300t湧出し,地域の水環境への影響が懸念された。そのため,ダムのグラウチング工法により減水対策工を実施した結果40 t/h以下に減水することができた。

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© 2017 公益社団法人 地盤工学会
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