2025 年 4 巻 論文ID: 2025_002_OA
【目的】本研究の目的は,本邦における介護予防・日常生活支援総合事業の現状または実態を明らかにして,今後の研究課題を検討することを目的とした。【方法】医中誌,CiNiiによる検索を行い,選定基準によりスクリーニングを行なった。【結果】最終抽出文献は40編であった。そのうち,疾患に関する情報の記載があるものが9編,活動と参加に焦点を当てているものが9編,リハビリテーション専門職が関与しているものが6編であった。【結語】平成26年の介護保険法改正以降,活動・参加に焦点を当てた介護予防の推進や,リハビリテーション専門職の関与が求められてきたが,本研究で得られた知見からは,それらの視点を十分に踏まえた研究は限られていることが明らかとなった。今後は活動や参加に焦点を当てた研究の充実,および専門職の効果的な関与のあり方を探る研究が必要であると考えられた。