人間‐生活環境系シンポジウム報告集
Online ISSN : 2434-8007
第42回人間-生活環境系シンポジウム報告集
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ポール動作による床反力と筋活動の変化
*中島 みづき佐藤 健井川 正治
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p. 45-46

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抄録

ノルディックウォーキングは、北欧発祥の 2 本のポールを用いた歩行である。健常者の健康維持のみなら ず、肥満者の運動不足解消、下肢関節症・パーキンソン病患者のリハビリテーションとして用いられる。通常の 歩行に比べてポールを用いることで、上肢の活動が加わり全身運動となる。そのため高い運動効果が得られる。 本研究は、ポールの有無による歩行時の筋活動と床反力を相互に比較すること、ポールの設置形態によるバイオ メカニクス的検討を行う事を目的とした。被験者は健常の成人 8 名とした。自然歩行、体側支持、前方両支持の 3 試技を各 5 回ずつ行った。測定項目は床反力と筋電図 8 箇所と床反力とし、サンプリングは 1KHz とした。有意 水準は 5%未満とした.統計処理は SAS University Edition を用いた。右脚立脚期の力積を被験者の体重ごとに正 規化した場合、自然歩行が最も高く、体側支持、前方両支持の順に減少し有意差がみられた。

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© 2018 人間‐生活環境系学会
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