人間‐生活環境系シンポジウム報告集
Online ISSN : 2434-8007
第44回人間-生活環境系シンポジウム報告集
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気流の認識とウイルス殺菌 UV-C がコロナ感染防止に有効か
-風向確認のためのタフトと紫外線ランプの応用-
*梶井 宏修井川 正治菅原 作雄土川 忠浩宮本 征一薩本 弥生久保 博子宮沢 モリエ山岸 明浩都築 和代桒原 浩平齋藤 輝幸*佐古井 智紀
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p. 93-94

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抄録

昨年発表した多点タフトは微風向を確認できる1)。気流を把握することは大切である。低湿度環境では長 時間ウイルスが滞留する。湿度が低い環境では遠くまでウイルスが飛ぶ可能性が高い2)。レーザを用い建物の構 造を立体的に計測し、気流のシュミレーションでウイルスが溜まりやすい場所を 3D で示す報道があった3)。高性 能電子計算機は気流を可視化し、感染防止の方策が報じられている。現状の気流を把握することが重要と考える。 タフトの糸の繊維を分ける方法を述べる。過去、紫外線殺菌灯が使用されてきたが温度計はじめ環境保全のため 2020 年に水銀使用の殺菌灯が製造中止された。UVLED の紫外線波長域の高出力化に各社研究開発を行っている。

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© 2020 人間‐生活環境系学会
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