地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 739
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護岸背後の橋脚鋼管杭基礎の耐震設計 -新北九州空港連絡道路建設の例-
*白井 康夫落合 英俊安福 規之安田 進前田 良刀松永 達生伸居 和典田中 豊記
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キーワード: , 耐震設計, 流動化
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抄録
層厚7m程度の軟弱粘土上に重力式護岸があり、そのすぐ背後の埋め立て地盤に橋脚が計画された。埋土の下位には護岸構築の際の置換砂や緩い砂質土が分布していた。ここで橋脚の杭基礎を設計するに当たり、護岸に近接しているため地震時の流動化を考慮する必要があるが、道路橋示方書の方法で設計を行うと実情にそぐわないような結果となった。そこで、地震応答解析や残留変形解析を用いて地震時の地盤の流動量を求め、それをもとに杭の設計を行うという方法を採用した。
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© 2003 地盤工学会
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