地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 135
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有明粘土の2次圧密特性に関する実験的研究
*坊垣内 真落合 英俊安福 規之大嶺 聖山田 正太郎
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抄録
乱さない粘土は塑性変形とともに構造が低位化し、次第に練り返し粘土化する。今回、この特性を有す乱さない有明粘土に対して標準圧密試験を実施したところ、乱さない粘土では構造の低位化が著しい圧密降伏応力をまたぐ荷重段階において顕著な2次圧密が確認された。本研究では、さらに1次圧密と2次圧密の関係について詳しく調べることで、圧密降伏応力をまたぐ荷重段階では、その他の荷重段階とは異なるメカニズムで2次圧密が生じていると考えられることを報告する。
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© 2003 地盤工学会
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