地盤工学研究発表会 発表講演集
第39回地盤工学研究発表会
セッションID: 46
会議情報

自動スウェーデン式サウンディング試験にもとづくロッド周面摩擦についての考察
*新納 秀樹田村 昌仁藤井 衛安川 郁夫奥田 悟安枝 政昭足立 由紀夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

スウェーデン式サウンディングは戸建て住宅など小規模建築物の地盤調査において標準的試験方法として広く用いられている。しかし、その貫入機構には未解明な点が多く、ロッドの周面摩擦や自重、回転速度、スクリュー形状など数々の要因が試験結果に影響することが指摘されている。本論文では2001年の発表成果の継続研究として、ロッドの周面摩擦に主眼を置き、今までに取得したボーリングデータと同地点の自動試験機のデータを、既発表論文で示されている周面摩擦の実測実験結果と比較・分析することで、地層の違いや測定深度によって周面摩擦が試験結果にどのように影響しているかを検討し、支持力の評価への影響について考察した。

著者関連情報
© 2004 地盤工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top