耳鼻咽喉科におけるDQ-2556の臨床的検討

馬場 駿吉; 宮本 直哉; 伊藤 晴夫; 出口 浩一

doi:10.11334/jibi1954.38.5_601

馬場駿吉, 宮本直哉, 伊藤晴夫, 出口浩一

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キーワード: DQ-2556, 中耳炎, 扁桃炎, 副鼻腔炎, 臨床試験

ジャーナルフリー

1992 年 38 巻 5 号 p. 601-605

DOI https://doi.org/10.11334/jibi1954.38.5_601

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抄録

耳鼻咽喉科領域感染症に対するDQ-2556の有効性, 有用性を検討し, 以下の成績を得た.
1. 臨床効果は,有効以上の有効率が80%(12/15)と高い値を示した.
2. 細菌学的効果は, 陰性化率が100% (11/11) と高い値を示した.
3. 副作用は1例(6%)に蕁麻疹を認めたが, 投与中止により消失した. 臨床検査値異常変動としてはGOT上昇1件, GPT上昇2件等6件が4例に認められたが, いずれも軽度であつた.

責任著者(Corresponding author)

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