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日本耳鼻咽喉科学会会報
Vol. 112 (2009) No. 1 P 25-28

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http://doi.org/10.3950/jibiinkoka.112.25

原著

症例は29歳女性. 両側耳下腺, 涙腺の対称性腫脹, 顎下腺軽度腫脹のいわゆるミクリッツ兆候を呈していた. IgG4関連疾患を疑ったが, 血清IgG4は正常範囲であった. 大腿, 下腿の皮疹を合併しており, 耳下腺, 皮膚の生検の結果はサルコイドーシスであった. 本症例はサルコイドーシスを基礎疾患としたミクリッツ症候群と診断された. 精査の結果, ぶどう膜炎を合併しており, 微熱も伴うことから不全型Heerfordt症候群とも診断できる症例であった. Predonisolone (PSL) 30mgからの漸減内服加療を開始し現在PSL 2.5mg内服中であるが再燃を認めていない.

Copyright © 2009 一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

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