日本耳鼻咽喉科学会会報
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総説
深頸部感染症の対処法
菊地 茂
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キーワード: 深頸部感染症, 蜂巣炎, 膿瘍
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115 巻 (2012) 2 号 p. 85-90

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抄録

深頸部感染症は口蓋扁桃, 歯牙, 唾液腺などに生じた感染が頸部の間隙に波及することによって生じる感染症である. 抗菌薬が発達した現在では深頸部感染症は減少傾向にあるものの, 気道狭窄, 縦隔炎, 敗血症, 壊死性筋膜炎などの重篤な合併症を来しやすいため, 適切な対応を行わないと致死的な状況に陥る可能性がある. したがって, 深頸部感染症に対しては症例ごとに正確に病態を把握し, 切開・排膿, デブリードマン, 気管切開術などの外科的治療のタイミングを逸しないことが重要である.

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© 2012 一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
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