信州大学名誉教授 信州大学医学部人工聴覚器学講座特任教授
2021 年 124 巻 2 号 p. 135-147
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従来原因不明であった難聴が, 遺伝子解析技術の進歩により原因遺伝子ごとにサブタイプ分類できるようになってきた. また人工内耳の発達によって耳鼻咽喉科医は難聴患者に新しい治療の選択肢を呈示できるようになった. 20年間の信州大学在任中, この「難聴遺伝子解析」と「人工内耳医療」を柱とした基礎的, 臨床的研究を展開し, 科学的エビデンスに基づいた難聴の個別化医療の実現を目指してきた. 本総説では, 基礎的研究の成果をいかに臨床にフィードバックしてきたかについて一連の研究を紹介する.
耳鼻咽喉科雑誌
大日本耳鼻咽喉科會會報
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
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