大阪市立大学医学部耳鼻咽喉科学教室
1984 年 87 巻 4 号 p. 445-449
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10例の非アレルギー症例および12例の鼻アレルギー症例にt-RASTを施行し,従来の鼻アレルギー検査(皮膚試験,鼻粘膜誘発試験,RAST,鼻汁好酸球検査)の成績と比較検討し以下の結論を得た.1. t-RASTは客観的かつ半定量的にアレルゲンに対する鼻粘膜の過敏性を検索しうる検査法であり,鼻アレルギーの除外診断に有用である.2. t-RASTは皮膚試験およびRASTが陰性のいわゆる限局型アレルギーの診断には特に有用である.
耳鼻咽喉科雑誌
大日本耳鼻咽喉科會會報
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
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