株式会社KRI
2018 年 97 巻 11 号 p. 348-352
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炭素の結晶性や反応性の違いを利用し,選択的水蒸気ガス化法による炭素複合材料中の炭素成分の分析方法を開発した。炭素繊維複合材およびリチウムイオン電池用アノード電極材料の2種類の異なる炭素複合材料に開発技術を適用した結果,これら炭素複合材料中の各炭素成分の存在量を精度高く定量化することに成功した。本開発技術は,炭素複合材料の定量分析だけでなく,炭素繊維,ニードルコークスなどの炭素製品の微細構造の評価にも適用できる可能性がある。
燃料協会誌
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