スタイレンの合成は一般に水蒸気存在下におけるエチルベンゼンの脱水素によつて行う。
著者らは減圧下において銅-クロム触媒を用いてエチルベンゼンの脆水素を行つたが, スタイレン単流収率は50~60%であつた。使用触媒は500~700℃で水素を用いて還元することが必要であることが分つたが, これを行わないとスタイレンの収量が低く, この還元によつて使用触媒の寿命が長くなる。
35cm触媒層 (68g) を用いて, 供給速度27cc/hr, 反応温度600℃の場合, スタイレン変化率と製品中のスタイレン含有量とはそれぞれ46.1~50.9%, 59.3~63%であつた。