34 巻 (1955) 5 号 p. 274-285
要旨最近の米, 英, 仏, 独, 伊, など先進国における石油化学工業の概況を特に原料供給面から翻し, 英, 仏, 独, 伊などの原料資源に恵まれざる諸国においても石油化学工業が漸次普及し興隆しつつある状況からして竜わが国の石油化学工業の將来は決して悲観すべき竜のではない。必ずしも資源的に恵まれているとはいわないがそれはそれなりの行き方があり国家経済の観点からも, わが国独自の方式の発展が肯定されるべきで, その速かなる発足育成興隆を庶幾して止まない。