燃料協会誌
Online ISSN : 2185-226X
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劣質燃料使用による海上輸送の経済性
昭和30年3月8日例会講演会講演
仲田 文四郎
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34 巻 (1955) 6 号 p. 340-355

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抄録

戦後10年を経てわが海運界も敗戦の傷手から立ち直つてきたが, 燃料面では海外における重油の品質の低下, 燃料費の節約などの理由から劣質重油を外航船ジーゼルエンジンに使用する傾向にある。筆者は船舶の経済的運航から説いて燃料費節約の重要性を強調し, 劣質油使用の歴史を説明し, さらにわが国における劣質油使用の実例について述べ, 使用方法について詳述した。さらに劣質油使用の欠点, 特にエンジンの損耗およびその対策についても説明した。要するに劣質油の使用はエンジンの損耗を補つてもなおかつ21.24~31.43%の燃料費の節約となり, 船費の逓減に大いにあづかつている。

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© 社団法人日本エネルギー学会
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