燃料協会誌
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石油化学工業プロセスの進歩
昭和34年9月23日特別講演
雨宮 登三
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1959 年 38 巻 12 号 p. 773-784

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抄録
第5回世界石油会議に出席し, 第IV部会に提出された石油化学工業プロセスセこ関する諸講演を聞いて, それらから若干の新しい傾向を指摘した。石油芳香族の製産は今後ますます増大することが期待されるが, C8以上の高級芳香族の化学的利用の途をひらくことが重要であろう。ハイドロクラッキンバこよるナフタリンの製造, アセチレンの重合によるベンゼンなどの合成も将来実現するであろう。テレフタル酸の誘導法として新しい方法も提案されている。液体炭化水素からのアセチレン (およびエチレン) の製造については烈しい技術競争が行われつつある。合成ゴム, プラスチックスなどの原料モノマー, たとえばブタジェン, イソプレン, アクリロユトリルなどの誘導についても新しい方法が提案された。
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