燃料協会誌
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粘結性微粉炭の流動乾留
飯田 貞一奥山 哲雄伊藤 昭三石山 栄三
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39 巻 (1960) 4 号 p. 333-343

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抄録

北海道内に産出する粘結性微粉炭の内外併熱式流動乾留による都市ガス製造試験を行つた。内径125mm, 有効高さ2, 000mmの18-8ステンレス製乾留筒を使用し, 原炭として各種粘結度の微粉炭を試験に供した。
従来粘結炭を流動乾留することは, その粘結性が禍して困難とされていた。
しかし原炭の粒度を小さくするか, 或は粘結炭に一定量の粉コークスを添加することによつて円滑な流動状態を持続させることができた。
砂, 鉄砂, 鉄フォルステライトなどの流動安定剤の一定量をレトルト内に装入して, あらかじめ流動層を形成せしめておぎ, しかる後に粘結性粉炭を給炭する方法をとることにより粘結を阻止し得て連続運転が可能となつた。
またこれら安定剤を併用するとき, 生成ガスの得熱量が増加することがわかつた。

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