エレクトロニクス実装学会誌
Online ISSN : 1884-121X
Print ISSN : 1343-9677
研究論文
2次元画像検出器を用いた3角測量方式微小ボール高さ検出法
原 靖彦河田 成広白井 健二小林 義和足立 秀之滝沢 義信菅野 純一
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2011 年 14 巻 3 号 p. 189-194

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抄録

微小ボールの高さ変化を検出する研究を行った。微小ボールを平行光で照明すると,ボール上に光点が観察される。2台のカメラにより微小ボールを垂直および斜め方向から検出する。微小ボールの高さが変化すると斜め検出画像中の光点位置が横にシフトして観察される。このシフト量から3角測量の原理によりボールの高さを検出することができる。斜め検出画像の光点位置シフトを垂直検出画像の光点位置と比較するためには2つの画像を整合させる必要がある。画像の整合を行うために画像歪み補正方法を検討した。規則的に黒丸が配列した標準パターンを用いて歪み補正する方式を提案し,歪み補正精度0.027809画素を実現した。本歪み補正法は非対称な曲線歪みも補正できることが特徴である。鋼球を使った実験により100 μmの高さ変化を約10画素の光点のシフトとして検出することができた。

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© 2011 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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