エレクトロニクス実装学会誌
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研究論文
ルネベルグレンズとEBG型電界センサを用いた電磁波到来方向可視化システム
大前 彩方田 勲ウンベルト パオレッティ李 ウェン須賀 卓大坂 英樹
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2015 年 18 巻 1 号 p. 73-81

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抄録

電波レンズ(ルネベルグレンズ)とElectromagnetic Band Gap (EBG)型電界センサを組み合わせた高分解能の電磁波到来方向検知手法を提案した。ルネベルグレンズは電磁波を到来方向ごとに分離し,入射波と反対側のレンズ表面の異なる位置に焦点を結ぶ特性を持つ。波長に対し微小な金属の周期構造で構成されたEBG型電界センサをレンズの焦点位置に配置し,反応するセンサ位置から電磁波の到来方向を検知した。原理確認用試作機を設計・評価し,無線LAN,Zigbeeなどで利用される2.45 GHz帯の周波数で角度分解能2.56度,最小電力密度-65.6 dBm/m2で電磁波の到来方向を検知可能であることを示した。

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© 2015 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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