エレクトロニクス実装学会誌
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シャーシ上の基板間ケーブル伝送形態における放射ノイズ発生メカニズム考察のための等価回路
林 靖二平井 宏治大滝 徹上 芳夫
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2001 年 4 巻 7 号 p. 574-580

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抄録

シャーシ上のプリント配線板 (ドライバ基板, レシーバ基板) 問をセミリジットケーブルで信号伝送する形態でアンテナとなり得る要素 (アンテナ要因) について, 等価回路モデルを提案し, 検討している。放射ノイズの測定結果とセミリジットケーブル, レシーバ基板, 金属スペーサからなるシグナルグラウンド系のシャーシに対する入力インピーダンス特性の測定結果と解析モデルからの計算結果の3つを比較している。その結果, 入力インピーダンス特性の共振周波数と放射ノイズのピーク周波数はよく一致している。これは金属スペーサを含むシグナルグラウンド系が主要なアンテナ要因になっていることを示す結果である。また, 金属スペーサを含むアンテナ要因の等価回路モデルは, 入力インピーダンス特性の評価, 放射ノイズのピーク周波数予測に有効なものである。

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© 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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