造園雑誌
Online ISSN : 2185-3053
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Recreation Areaにおける人々の集合離散に関する研究 III
片瀬江の島海水浴場調査の解析
鈴木 忠義
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24 巻 (1960) 4 号 p. 91-95

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抄録

今回の1958~1960の調査では、この地区の施設整備、周辺ルートの整備、一般の好景気にもとずくレクリエーシヨン情勢などの変化から、これまでの最高339,000人(1957)を10%も上まわる370,000人(1959)の最高の利用者を示したが、根本的な変化はみられない。しかし次の諸事項が変化として考察される。
1定期バス、貸切バス、乗用車に海水浴目的が強くあらわれている。しかし、後2者は海水浴前後の回遊性が強い。
2 鉄道はピークの発生時刻が早くなり、出のピークがこれまでのロング・ピークよりするどくなつてきている。
3 通過性は貸切バスに減少が見られ、乗用車も、全体の増加から数の増加は見られるが、比率は減少の傾向にある。
4 全体として現象が0.5~1時間早くあらわれてきている。
5 乗用車の滞留時間が4~8時間と、複雑になつてきている。
6 最高滞留時における利用密度は3.5~5.5m2/人でこれまでと同様、高い密度を示している。

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© 社団法人 日本造園学会
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