造園雑誌
Online ISSN : 2185-3053
Print ISSN : 0387-7248
ISSN-L : 0387-7248
グスタフ・マイヤーとドイツ19世紀中葉の造園界
白幡 洋三郎
著者情報
ジャーナル フリー

1983 年 47 巻 5 号 p. 13-18

詳細
抄録

19世紀半ばから, ドイツの造園界は大きな移行期を経験する. この移行期とは, 造園様式上では風景式造園から風景式と幾何学式 (ないしは建築式) との折衷様式への移行期を意味し, また造園家の活動舞台の面からは, 宮廷造園から公共造園への移行開始の時期を意味する. この二つの面における移行期の代表的造園家であるグスタフ3マイヤーの活動を通じて, 19世紀半ばのドイツ造園界の特徴を述べる.

著者関連情報
© 社団法人 日本造園学会
前の記事 次の記事
feedback
Top