大阪府立大学農学部造園学研究室
1987 年 51 巻 5 号 p. 198-203
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二次林林床に自生するコバノミツバツツジは, 林内の光条件を改良すると翌春には良好な着花が達成されるが, その効果は1年のみで, 再び急激な着花不良を生じた. 施肥により良好な着花が得られたことから, 着花不良は腐植の流亡により土壌養分が欠乏したためと推察され, 傾斜地での施業には単に光条件の改良だけでなく, 土壌保全も不可欠であると結論づけられた. また本種の萌芽更新は, 着花を著しく遅らせることが明らかとなった.
造園學雑誌
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