造園雑誌
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川らしさを創出する河川空間整備モデルに関する研究
増田 昇安部 大就下村 泰彦山本 聡酒井 毅
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1993 年 57 巻 5 号 p. 277-282

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抄録

本研究では, 川らしさの保全・創出を図る上で, 河川空間の流路形態, 水の表情と空間の自然性が重要であると考え, 河川空間の流路線形, 低水路水際形態, 高水敷の修景緑化形態を操作した基盤整備モデルと修景整備モデルを作成し, モデルに対する景観評価を通じて, 川らしさを保全や創出するための課題と方向性を探った。その結果, 川らしさの保全・創出には, 流路線形が最も重要であり, 中でも, 低水路線形を曲線とすることが効果的であることや水際部の曲線に加え低水路にヨシや洲を導入することが有効であることが基盤整備モデルから明らかとなった。さらに, 高水敷の修景緑化の意義が修景整備モデルから明らかとなった。

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© 社団法人 日本造園学会
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