造園雑誌
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ファジィAHP法による森林風景に調和した橋梁デザインの評価
市原 恒一豊川 勝生山田 健
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1993 年 57 巻 5 号 p. 295-300

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抄録

橋梁は大きく, 見通しの良い場所に設置されているため, 遠方からよく見え, 風景を構成する重要な要素となる。橋梁のデザインには十分な配慮が必要である。本報告では, コンピュータグラフィックスにより同一風景に7種類の形式と色彩の橋梁を合成して, 49枚の合成画像を作成した。これにより景観評価試験を行い, 頻度形式のデータを用いて数量化II類により共通形容詞対の抽出を行った。つぎに, 橋梁の景観が形容詞対の階層構造により説明できると仮定して, ファジィAHP法により各橋梁景観の評価値を求めた。その結果, 橋梁の色彩は濃い青みの緑色と灰青色, 形式は上路および下路アーチ橋吊り橋の評価が高いことが明らかになった。

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© 社団法人 日本造園学会
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