ランドスケープ研究
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都市域の谷戸を活かした農的空間におけるレクリエーション利用実態と利用意識について
大澤 啓志勝野 武彦
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1999 年 63 巻 4 号 p. 329-333

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抄録

横浜市の代表的な谷戸を活かした農的空間 (寺家ふるさと村・舞岡公園) において, 春季における利用実態および利用者意識の調査を行った。利用者数は, 連休期間の最終日が最も多く, 3,000人以上/日であった。アンケート結果によると利用圏は概ね10km圏域であり, 特に隣接2区からの利用者割合 (約60-65%) が多くなっていた。用者の多くは, 谷戸地形独特のランドスケープに即した農的景観・自然を楽しむレクリエーション形態であった。谷戸を活かした農的空間は, 幅広い層の都市住民に多目的に活用される都市緑地として意義深く, 地形的にまとまった形で谷戸を保全することが望まれる。

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© 社団法人 日本造園学会
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