ランドスケープ研究
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横浜市域における水田及び池の特質と推移に関する一考察
森 清和島村 雅英
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2001 年 65 巻 5 号 p. 575-578

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抄録
横浜市域のエコロジカル・ネットワーク計画の基礎研究として, 水田及び池の特質と推移について検討した。約100年前, 水田は谷戸田と河川沿い水田がほぼ同面積で約7400haあり, 池は谷戸奥の農業用の溜池を中心に約140ヶ所あった。現在では, 水田は約600haに減少するとともに, 池は溜池がほとんどなくなり, 53ヶ所が公園化等により残されているに過ぎない。その保全再生が今後の大きな課題である。
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© 社団法人 日本造園学会
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