奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科応用免疫学
2017 年 31 巻 3 号 p. 151-157
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近年,腸内細菌叢の異常(dysbiosis)が炎症性腸疾患だけではなく多くの疾患の発症に関連すると報告されている.腸内細菌は宿主の免疫系,とくに腸管に分泌されるIgA抗体によって認識し制御されているがその詳細は明らかではない.私たちはマウス小腸由来IgA産生細胞からハイブリドーマを作製し,モノクローナルIgA抗体の各クローンが認識する細菌由来分子を探索することで,腸管IgA抗体による腸内細菌制御機序の一部を明らかにした.
ビフィズス
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