日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
灰色理論を用いた流動数曲線における形状とパラメーターの関係
臼杵 潤北岡 正敏
著者情報
ジャーナル フリー

1999 年 50 巻 2 号 p. 59-67

詳細
抄録
9つの流動数曲線の基本パターンに対して勾配や曲率を変化させたグラフを用いてGM(1,1)モデルとGM(1,2)モデルをあてはめてパラメーターの分析を行った.累積流入量と累積流出量から構成される流動数曲線は5つの基本パターンで表現できることを明らかにした.ここで流動数曲線の分類には(GM1,1)モデルとGM(1,2)モデルのパラメーターを用いた.流動数曲線の分類はマハラノビス距離を用いた判別分析によって行った.この結果, 各種の流動数曲線の形状をGM(1,1)モデルとGM(1,2)モデルのパラメーターによって分類することが可能になった.
著者関連情報
© 1999 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top