日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
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グローバル化した組立様式に対応する工程編成手法に関する研究 : 第1報, MRPのストラクチャーに基づいた編成手法
ドゥイアント ガトット大崎 紘一
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1996 年 47 巻 2 号 p. 77-83

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抄録

本研究では, グローバル生産に対応できる柔軟性の高い組立ラインをMRPのストラクチャーの部品表(BOM)に基づいて編成する手法を提案する.BOMの部品/ユニットのレベル内, レベル間の縦および横先行関係さらに優先規準より, レベルごとに部品/ユニットの供給ステーションの順序を決定する.次にピッチタイムを与え, 一人または一台のロボットで作業可能なエリアを設定し, 各部品/ユニットの取置き, 組立時間より, 順序付けられている数供給ステーションを1組立ステーションとする編成を行う.そして, 部品/ユニットの購入形式, 所要量, などから組立ラインのレベルを設定する.

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© 1996 公益社団法人 日本経営工学会
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