日本舶用機関学会誌
Online ISSN : 1884-4758
Print ISSN : 0388-3051
軸流ラビリンスパッキンに関する研究 (不完全絞り状態における圧力分布と漏れ量)
久保 利介田辺 哲夫
著者情報
ジャーナル フリー

10 巻 (1975) 3 号 p. 214-223

詳細
PDFをダウンロード (2540K) 発行機関連絡先
抄録

直通形軸流ラビリンスパッキンにみられるように, 絞りが不完全な状態において, ラビリンスパッキンにそっての圧力分布を求める計算式を導いた.つぎに, 絞りの不完全さが最終ひれにおける臨界状態に及ぼす影響について調べ, ラビリンスパッキンの臨界圧力比との関係を示した.また, 不完全な絞り状態におけるラビリンスパッキンからの漏れ量を求める計算方法を示した.そして, 多くの形状比をもった直通形軸流ラビリンスパッキンを用いていろいろな不完全絞り状態について実験し, 実測値と計算式による値とが比較的良く一致することを確かめた.
ひれの流量係数および膨張室の不完全絞り係数について考察し, 膨張室の摩擦係数と膨張室の形状比との関係を実験的に調べた.また, 直通形軸流ラビリンスパッキンの全長が与えられた場合の最適ひれ数の求めかたを示し実験結果と比較した.

著者関連情報
© 社団法人 日本舶用機関学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top