日本金屬學會誌
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アルミニウムの不純物及び缺陷の簡單な檢出法
森永 卓一長澤 秀雄
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8 巻 (1944) 9 号 p. 438-442

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抄録

寫眞用印書紙を中性,アルカリ性叉は酸性溶液に浸した後,アルミニウム塊或は製品の脱脂した平滑面に適當な時聞密着せしめると,密着面に介在してゐる鐵及び珪素等の不純物の介在個所から水素瓦斯を發生して印晝紙面の銀鹽を還元する.この印書紙を現像すると水素瓦斯を發生した諸點は黒點となつて現れて來る.而してこの黒點の存在位置及び量から次の如き檢出を行ふことが可能である;黒點の量はアルミニウムの品位に比例的關係があつて,品位が低下する程黒點は増加するから定性的の比較は勿論,フオットメーターに依り黒點の量を定量して純度の決定も可能である.黒點の量はアルミニウム中の含有瓦斯量とも關聯性をもつてゐるから,含有瓦斯量の多い程黒鮎の量は増して含有瓦斯量の程度を示す一つの指針となり,一方黒點の存在置に依り不良個所が知られる.その他アルマイト製品に應用すると酸化被膜の不良個所に黒點が現れるからアルマイトの良否の判別もなし得る.以上の如き檢出が簡單に行へることを述べてゐる.

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