大学評価とIR
Online ISSN : 2435-8959
事例報告
大学への調査の実態把握に関するパイロット分析
-A大学における調査負担可視化の試み-
藤原 僚平 齋藤 渉上畠 洋佑
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2020 年 11 巻 p. 3-14

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抄録
本報告では、大学を対象にした外部機関が実施する調査について、地方大規模私立A大学における調査対応の現状を整理して分析を行った。A大学が2015年度に調査依頼を受けた調査の件数・時期等を分析し、その多寡や期間の重複から調査業務に対する負担の可視化を試みた。分析の結果、調査の時期には偏りがあり、調査の中身では学務や入試など教育の現場に関わる質問が多く、それらの部署への調査業務の負担が重いことが示された。
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© 2020 大学評価コンソーシアム
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