大学評価とIR
Online ISSN : 2435-8959
事例報告
大学評価・IR担当者が有する素養の醸成に影響を及ぼす要因の推定
~大学評価コンソーシアム会員に対する平成30年度調査の結果分析の報告~
藤井 都百 橋本 智也
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 12 巻 p. 36-49

詳細
抄録
本稿では、大学評価・IR担当者が有する素養の醸成に影響を及ぼす要因を推定するため、大学評価コンソーシアムが会員に対して平成30年に実施した「IR担当者・実態調査」の結果を分析した。同調査では大学業務系素養とIR固有系素養について尋ねており、大学業務系素養の段階には大学勤務年数の長短が関連していた。IR固有系素養の段階にはIR業務の総量における本人の担当割合が大きな影響を及ぼし、その割合が多ければ素養の段階が高かった。
著者関連情報
© 2021 大学評価コンソーシアム
前の記事 次の記事
feedback
Top