日本乳癌検診学会誌
Online ISSN : 1882-6873
Print ISSN : 0918-0729
原著
乳房構成と撮影法の違いを考慮したDBT の被曝線量検討
叶 亮浩
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ジャーナル 認証あり

2018 年 27 巻 2 号 p. 167-172

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抄録

Digital breast tomosynthesis(DBT)の被曝線量評価について標準的な乳房構成を想定した報告は多いが,異なる乳房構成を考慮した報告は少ない。そこで今回,2D マンモグラフィに対するDBT の被曝線量比(DBT/2D ratio)を乳房厚や乳腺密度といった乳房構成と撮影法の違いを考慮して検討した。その結果,DBT/2D ratioは乳房構成と撮影法に依り1~5倍程度変動したが,乳房厚が厚く,乳腺密度が濃いほど低い値を示し,DBTの振り角が大きいほど高い値を示す傾向が見られた。今後,画質評価を含め,克服すべき課題はあるが,被曝の観点からはdense breast への有用性が示唆された。

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