日本乳癌検診学会誌
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第28回学術総会/シンポジウム2
今とこれからを生きる君たちへ
医療者が教壇に立つ意義とは
儀賀 理暁山口 雅利杉山 亜斗井上 慶明青木 耕平羽藤 泰福田 祐樹中山 光男
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2019 年 28 巻 2 号 p. 77-79

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抄録

国策としてのがん教育は,第3期がん対策推進基本計画と新学習指導要領の後押しを受けて,ようやく全国展開への道筋を歩みはじめた。 人工知能の発達とともに全ゲノム解析が特殊技術ではなくなった今,がんを取り巻く環境は日の単位で変化している。一方,教育の根底に流れるものはそう簡単に変化するものではなく,変化させてはならない。また,学習指導要領は基本的に10年という単位で運用されている。私たち大人は,今とこれからを生きる子供たちに,がん教育を通じて変わらぬ「何か」を届け続けられるのであろうか。それは子供たちにとって意味のあるものであり続けられるのであろうか。 がん教育における外部講師,特に医療者の存在意義について考察しつつ,「人間教育」としてのがん教育の輪郭を描いてみた。

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