東北大学大学院工学研究科化学工学専攻
東北大学多元物質科学研究所
2010 年 37 巻 2 号 p. 140-144
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高温融体の熱物性値,特に熱伝導率を高精度に測定するための手法として,静磁場印加電磁浮遊装置を使用したレーザーACカロリメトリー法に基づく手法が,最近開発された.ここでは,本手法により熱伝導率を測定する際の操作条件の決定,あるいは測定された熱物性値の確度を評価することを目的に実施された数値シミュレーションについて述べる.具体的には,測定時に発現する電磁浮遊液滴内対流,さらには熱伝導率の測定値に及ぼす静磁場強度の影響を数値的に検討する.
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