日本応用動物昆虫学会誌
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クマリン系殺そ剤Warfarinによる凝血障害に関する二,三の知見
草野 忠治
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1959 年 3 巻 2 号 p. 115-122

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抄録

正常血,正常希釈血,warfarin中毒血におけるPT,血漿thromboplastin時間測定に最適なthromboplastin, CaCl2, SF濃度はそれぞれ異なっている。そしてwarfarin中毒血の上述の各時間は正常血および正常希釈血に比べてSF, thromboplastin, CaCl2濃度の影響を著しく受けた。したがって各血漿のfibrin形成量もthromboplastin, CaCl2濃度の影響を著しく受け,特に後者の影響が多きかつた。
In vitroで多量のwarfarinはfibrinogen転化を著しく阻害した。

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