兵庫県農業総合センター農試
1987 年 31 巻 4 号 p. 409-411
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ディコホルの淘汰によって,ナミハダニのディコホル感受性は比較的緩慢に低下し,40回淘汰後のLC50値は淘汰前の28.9倍に増大した。それに伴って,ディコホルと類似の化学構造をもつクロルベンジレート,あるいは有機リン剤のフェンカプトンの感受性もかなり低下した。しかし,有機硫黄系のキノメチオネートの50回淘汰後のLC50値は,淘汰前に比べてわずかに低下したにとどまり,テトラジホンでは両者に差がなかった。
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