9 巻 (1965) 4 号 p. 271-274
Apholateのアセトン溶液を,滴下法によって処理したアズキゾウムシの雄と,正常な雄の間のmating competitionを,種々な組み合わせと処理薬量において実験検討した。産卵数はいずれの処理薬量と組み合わせにおいても,抽出誤差の範囲内でひとしく,ふ化卵数は無処理個体の数が増すにしたがい,また処理薬量が増大するにつれて減少した。これらの結果からapholateの処理をうけたアズキゾウムシの雄は,正常な雄とmating competitionにうちかって行けるものと結論される。