バイオフィードバック研究
Online ISSN : 2432-3888
Print ISSN : 0386-1856
眼球運動による脱感作と再処理法(EMDR)の急性ストレス障害(ASD)を示した阪神淡路大震災被災者への適用 : ストレス障害に対するストレスの少ない治療法
市井 雅哉
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1997 年 24 巻 p. 38-44

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抄録

阪神・淡路大震災の被災者で急性ストレス障害を呈した2名の女性に対して震災1ケ月後にEMDRを適用した.いずれも1セッションで地震への恐怖感は消失した.EMDRをPTSDやASDといったストレス障害の治療に用いることの有効性が示された.治療技法としてのEMDRの特徴として、即効性,クライエント・治療者双方に対してのストレスの少なさを指摘し,作用機序についてこれまで提唱されている仮説について紹介した.

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© 1997 日本バイオフィードバック学会
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