マサチューセッツ大学アーマスト校経済学部
2017 年 54 巻 1 号 p. 1_49-1_61
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
資本主義経済システムの原理的安定性は,拡大的資本循環の長期的継起性に関わり,「利潤率低下法則」問題として論じられる.本論では,マルクスの利潤率低下法則論への置塩定理(1961)による批判,及び同定理への近年の批判的議論を概観しつつ,今後の資本主義経済システムの継起性は,新たな資本の拡大的循環を確立させる技術革新に依拠すると同時に,それは人類の持続可能な福祉的自由の発展の方向性とは相容れない可能性を指摘する.
社会主義経済研究会会報
社会主義経済学会会報
比較経済体制学会会報
比較経済体制学会年報
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら