応用教育心理学研究
Online ISSN : 2436-6129
Print ISSN : 0910-8955
原著論文
学級担任教師の学級集団,児童個人への影響プロセス仮説モデルの検討− 学級担任教師の語りに着目して −
三島 美砂小野瀬 雅人
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2018 年 35 巻 1 号 p. 3-16

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抄録
 小学校学級担任経験のある教師10 名に対して, 半構造化面接をおこない, 学級集団全体を対象にした指導行動, 学級集団の中にいる児童個人を対象にした指導行動, 個別指導時の児童個人を対象にした指導行動の3 つに影響を及ぼす教師の潜在的影響力について聴いた。その結果, 学級集団全体への指導行動に対しては潜在的影響力「自信」,「 一貫性」,「 受容」,「 公平性」,「 親近・明朗性」,「授業力」,「 威圧感」,「 自然体」,「 正当性」の 9つが大きく影響していることがわかった。次に, 学級集団の中にいる児童個人に対する指導行動に大きく影響しているのは, 潜在的影響力「自信」,「一貫性」の2 つであることが示された。さらに, 個別指導時の児童個人への指導行動に対しては,「受容」と「親近・明朗性」が大きく影響していた。
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© 2018 日本応用教育心理学会
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