老年臨床心理学研究
Online ISSN : 2436-4568
日本の軽度認知障害高齢者に対する心理職が行う心理支援の現状に関する質的な検討
清水 恒三朗 山下 真里下川 昭夫
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 6 巻 p. 8-17

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抄録
本研究では,MCI高齢者に対する心理支援における構造や方法に関する現状を整理することを目的とする。MCI高齢者に対する支援経験を有する心理職へインタビュー調査を行い,質的分析を行った。その結果,【医療の枠組みで心理職が考えるMCI高齢者の現状】【社会的なつながりの重要性】【家族が抱え得る心理的側面の現状】【心理支援の現状と支援の可能性】の4つのカテゴリーが抽出された。MCI高齢者の曖昧な位置づけが明らかとなり,本人および家族への心理支援の現状が示唆された。
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© 2025 日本老年臨床心理学会
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